FC2ブログ

2018 Tucson Aerobatic Shootout つづき

さあ、いよいよ本番開始です。

CIMG5316-1_20181027112435f56.jpg


ここで「どんな大会やねん?」っていう方の為に概要を綴っておきましょう。

大型ガソリン機による、IMAC規定によるパターン競技をクラス別に争います。アメリカ国内からはもちろんですが、近隣のメキシコ、ニュージーランド、オーストラリア、ヨーロッパ諸国からも有名選手が集う世界規模の大会です。
使用する機体はほとんどの選手がパターン用に200ccエンジン搭載の3mクラス機。フリースタイルでは120ccクラス機を使用するって感じです。

クラスは下からスポーツマン、インターミデイエイト、アドバンス、アンリミテッド、ここまではIMACと同じです。
そしてその上にインビテーショナルといって、TAS(TucsonAerobaticShootout)の方から招待選手として選ばれた人達によるクラスがあります。
インビテーショナル以外のクラスは、
初日  ノウンAを2ラウンド
2日目 アンノウンAとノウンAを1ラウンドづつ
3日目 アンノウンBとノウンBを1ラウンドづつ
ここまでで予選ラウンドとなります。このうちのトップ5で決勝ラウンドになります。
4日目 決勝ラウンド アンノウンCとノウンBを1ラウンドづつ

そして滑走路の東側と西側で2つに分けて、空には2クラスが同時(スポーツマンとインターミデイ、アドバンスとアンリミテッド)に飛行します。
あくまでも分かれているのはジャッジ席だけです。空域は少しセンターがずれるだけで、2機がほぼほぼ同じラインで飛行するわけです。そこに次の選手が上空待機で飛びますから、多い時は4機以上が空にいる状態です。
ジャッジは3人づつ。

インビテーショナルは全選手で
初日 アンノウンAとノウンA
2日目 アンノウンBとノウンA
3日目 アンノウンCとノウンB
4日目 アンノウンDとノウンB
5日目 アンノウンEとノウンC
これを1ラウンドづつこなします。
インビテーショナルは1機づつセンターポジションでフライト、ジャッジが5人になって厳しく判定されます。

そしてフリースタイルが
3日目 1ラウンド
4日目 2ラウンド
5日目 2ラウンド
となります。 
インビテーショナルとフリーにも出るユーヘイなどはアンノウンの次にフリー飛ばして、次にノウン飛ばして、またフリーみたいな感じになりますね。
しかも最終日を除いて全てのアンノウンが当日の朝発表になります。(アンリミテッドまでは前日の終了時に発表になります)

では、話を戻してここからは我らがレジェンド MANTO WATANABE(本当はWATANOBEなんだけど今回はWATANABEになってた)と私の、レジェンドペアの顛末を中心に話を進めます。

前日までは風は若干は強くても問題にならない程度。気温もまあ寒いってほどではなかったんですがこの初日は
「ええ?こんな中で飛ばすの???日本では飛行機を車から出さないよ!!!」
ってくらいの強風。しかも冷たい。私なんぞは会津にいるんで寒さには強いかと思いきや、なんと持っていた衣類を6枚も着込むほどでした。でもね、外人さんは半袖Tシャツに半ズボンってのもいたりして、おめえら寒くねえのかい?って思うんですよ。

開会式とパイロットミーテイングの後は各国の国歌斉唱があって、気分はもう、世界大会に来ているって実感が盛り上がります。

で、インターミデイが始まる寸前にマントさんが呼び出され、なんとジャッジ席に座っているではありませんか!!!
控え席ではみんなでスクライブ(書記係)でもやってんだろうと思っていたら、なんとジャッジだったそうな。(まあ、帰国後、私が預かったまま持ってきてしまったパイロットに配られる封筒を確認したら、ちゃんと予定されてたことが判明したんですがね)

ここでもちょっとコンセントレーション乱されたかな?
しかも寒風吹きすさぶ中でのジャッジで、マントさんに異変が、、、
寒さから片頭痛が始まってしまいました。
とにかく手持ちの頭痛薬を飲ませて、1ラウンド目に突入です。

CIMG5405.jpg

ちょっと補足説明を。
このパターン図を見てお分かりの通り1フライトは10個のシークエンスで形成されています。この各々のシークエンスにそれぞれ係数(難易度)が設定されていてジャッジが付けた点数にこの係数を掛けた数字が素点になります。
これを出場選手の中で最高得点者が1000点となる千分率に直したものがリザルトとなるわけです。

マントさんのフライト順は3番目。
前の選手が「Out Of The Box」の声を発したら、マントさんの背中辺りの衣服をつまんでパイロットゾーンに導いていって、デッドパスをしてる間にジャッジペーパーを配りながら、「Left To Right」 (要は左から右に始めまっせ!)と声をかけていきます。
そして、マントさんの準備が整ってきたら、ジャッジに「Are you Ready?」とマントさんの機体を指差しながらジャッジにアピール(なにせ空には4機が飛んでるんで、ジャッジにあれがマント機だと教えないといけない)して、マントさんの「OK」の声を聞いたら、
「In The Box!」
を大きな声で発し演技開始になります。

ユーヘイが撮ってくれた演技開始の様子

大きな失敗は無いものの精彩を欠いた感じで「Out Of The Box」(演技終了のコール これが上手く口が回りませんので、皆からオートバックスと言えば十分通じるし言い易いと言われ、その後は全部オートバックスで通しました。アレステイ図の下にも書いてあります笑)
得点は伸びず1ラウンド目は895.5、4位のポジションです。ただ、アレックス(前年4位、今回は最終的に優勝した)が何かやらかして0点演技があったようで、これは次で巻き返してくるでしょうから予断は許しません。
1ラウンド目の1000点はカルロス(前年2位)です。2位にキム、3位はニュージーランドのジェラルド(フレイザーブリッグスの息子)と続きます。

2ラウンド目。マントさんが1番フライトです。

1ラウンドよりも演技もまとまり、飛ばし込んできたノウンAだけに本人今一だったようですが、952.5でフィニッシュ。またもや4位です。
しかし、飛ばし込んできたのは誰も同じ。
1ラウンド目を失敗したアレックスが1000点をたたき出し、次いでカルロスが987.1、3位のカーチスから5位のキムまでは僅差です。ジェラルドはエンジン不調でリタイヤ。

初日を終わってマントさんは5位でのフィニッシュでした。

その後、インビテーショナルクラスの演技が始まり、ユーヘイは初日9位でのフィニッシュ。
あのそうそうたるメンバーの中で本当に立派な成績だと思います。(本人は満足などしておらず、上を狙っています。)

そして翌日のアンノウンAのアレステイ図を貰って、ホテルへ。
この日からバンは飛行場に置いていくので、帰りの車の中から翌日のパターンを見ながら、まずはマントさんの頭の中に叩き込んで、その後私との打ち合わせです。
この日の夕食は、テイクアウトの中華、パンダエクスプレスに買いだしに行って、ホテルのダイニングを借りて済ませました。
ビールも控えめにして、さらに打ち合わせ。演技のコールをどうするかを綿密に打ち合わせます。
CIMG5408_201810271121221f9.jpg


で、部屋に戻って就寝する前にもう一度、早めに目覚めて、もう何度かパターン図を見直してコールの練習。

そして2日目に突入です。

つづく















スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール
ラジコン飛行機専門ショップ  Precious Modelです。    「良い物をお手頃で」をモットーに全国のサンデーフライヤーの心強いパートナーになれるようがんばります。

preciousmodel

Author:preciousmodel
みんなでアクロ三昧!楽しみましょう!

ショップ入り口
バナーをクリック
ショップ営業日カレンダー
最新記事
カテゴリ
最新コメント
FC2カウンター
RSSリンクの表示
リンク
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログランキング
にほんブログ村 その他趣味ブログ ラジコンヘリ・飛行機へ
にほんブログ村
QRコード
QRコード
月別アーカイブ
最新トラックバック